koshianの基板を汚さずに接続できる2.54mmピッチ変換基板
■koshianがつながるコネクタ変換小型基板 |
Koshian等で利用されている小さい20ピンの受け側のコネクタ[DF40HC-20DS-0.4V(51)]が、2.54mmに変換されている基板です。他の製造でコネクタが余ってしまったので、急遽なにかに使える基板・・・と思い作成しました。
2.54mmなので、ブレッドボードにそのまま接続して利用することができます。
Koshianは手軽にBLEが試せる素晴らしいモジュールですし、この変換基板を利用せずとも、端面THにピンヘッダーを立てればそのままブレッドボードに利用できます。素晴らしいですね。
しかし、使いまわしや故障した際の交換などをする場合は少し不便です。
こちらのボードを使えば、koshianを傷つけることなく実験することができます。
※コネクタに極性は無いので、両方に接続できてしまいますが、写真の向きを推奨しています。逆の場合シルクの印刷と異なる場所に接続されますのでご注意ください。
■回路図 |
回路図って程ではありませんが、コネクタの20pinが全て周囲に出ています。
# | シルク印刷 | Koshian端子 |
1 | GND | GND |
2 | W | WAKE |
3 | 7 | PIO7 |
4 | 6 | PIO6 |
5 | G | GND |
6 | A2 | AIO2 |
7 | A1 | AIO1 |
8 | A0 | AIO0 |
9 | VCC | VDD |
10 | GND | GND |
11 | GND | GND |
12 | TX | UART_RX |
13 | RX | UART_TX |
14 | 0 | PIO0 |
15 | 1 | PIO1 |
16 | 2 | PIO2 |
17 | 3 | PIO3 |
18 | 4 | PIO4 |
19 | 5 | PIO5 |
20 | GND | GND |
注意事項としては、koshianの基板上のファーム書き込み端子は、20pinから出ていません。つまりこの変換基板でも出ていませんのでご注意ください。これも出せたら良かったんですけどねぇ。
※上記の赤枠は変換基板から出ていません。理由は20pinコネクタから出てないから・・・
■頒布内容 |
Maker Faire Tokyo 2016では、自宅リフローで実装したものと、未実装のものをそれぞれ頒布する予定です。コネクタは、0.4mmピッチなので少しコツがいりますがチャレンジしては如何でしょうか?
どうしてもブリッジしますので、フラックスを多めに塗って吸い取り線で吸い取るのが良いと思います。
※自宅リフロー装置で大量に作りました。(;^ω^)