格安PSP液晶の交換方法解説

一応、動画にもコメントをつけておきましたが、動画が見れない方（今いないか？）のためにもキャプチャー画像で簡単に解説しておきます。

■概要
バックライトなしの液晶パネル（シャープ、4.3）[LT043T3DX03F]が500円という破格の値段でaitendoさんから購入できるので、バックライトが生き残っているPSPに利用し復活させます。
※注意事項：もし壊れても自己責任の覚悟で挑んでください。私個人は責任を負わないこととします。

■準備するもの

名称	画像	備考
液晶が割れたPSP-1000		バックライトは生き残っていること。本体電源投入時に割れた隙間から光が出れば多分大丈夫
バックライトなし液晶パネル（ガラス基板）		aitendoより500円で入手。バックライトが無いため、4Pの細いフレキがありません。
精密ドライバー	なし	100円ショップので十分です。
覚悟	なし	PSP本体がもし壊れても自己責任です。

■手順

#	画像	説明
1	なし	液晶モジュール（以降バックライト付きをそのように呼びます）の取り外しまでは、省略します。私のページでもやり方を載せています。
2		液晶モジュールの金属枠の左上右にそれぞれ２箇所の計６箇所がツメで固定されています。まずこのツメをはずして枠を外します。
3		ツメの部分にマイナスの精密ドライバーを軽くあてて外します。左右の４箇所を外せば大丈夫です。
4		押さえの金属枠が外れます。
5		液晶パネル（ガラス基板）は、バックライトモジュール（白色のプラスチックのもの）と両面テープ？（黒い色のテープ）のような粘着物で固定されています。粘性があるのですが、ゆっくり力をかければ分離することができます。シールを剥がす感覚です。
6		取り出しに成功した割れた液晶パネルです。よく見るとガラス基板は、薄いフィルムで両面が保護？されています。よって、割れても破片が飛び散ったりしません。でも少し色が付いているフィルムなので、他の目的もあるのでしょう。
7		これがバックライトモジュール。上下の黒い部分が、両面テープの部分。バックライトモジュールは、偏光フィルムが多数重なっており複雑そうです。ここは分解しない方が良いです。（不要なやつを分解したことがあります。）
8	なし	ここまで来れば、組み立ては逆の手順を行うだけです。注意点としては、購入した液晶パネルの裏表の方向を間違えないことと、ガラス面を指紋で汚さないことぐらいです。
9		本体にフレキを差し込んだ後に、気づいたのですが、フレキ上に構成された回路が、本体の回路に接触してショートする可能性がある部分について、シールや絶縁物で保護する必要があります。購入したガラス基板にはそのような絶縁シールは貼ってないので、注意します。
10		無事に動作しました。ただし、500円だけに、私の場合１箇所のドット落ちと、擦り傷がありました。擦り傷は、ゲーム中は気にならないと思いますが、電源OFF時に角度を変えて横から覗き込むと確認できます。私は気になりませんが・・・