carcon999のブログ

12年間Y!ブログの記載を移行しました。電子工作関連の記事が多いです。

micro:bitをブレッドボードで使う

■委託販売開始(2018/07/20 追記)
スイッチサイエンス様で委託販売を開始しました。

取扱説明や回路図を確認することができます。
製品名をbb:bitと呼びます。下記からどうぞ。
https://www.switch-science.com/catalog/3921/

■概要
micro:bitをブレッドボードに挿して使える小さな変換基板を作った話です。
名前をbreadboard:bitと命名し、bb:bitと呼びます。

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今年のMaker Faire Tokyo 2018でも軽く(サブ)展示予定です。

■作った背景

micro:bitに外部デバイスを接続して軽く実験をする際に困ることがあります。
そのままブレッドボードに接続することができません。少し工夫が必要です。

ワニ口クリップでやることもできますが、少し安定間が欲しいところです。

勿論、エッジコネクタの選択もありますが、少し大きいのでそこまで・・・という場合も多いのです。

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※上記は手持ちのエッジコネクタです。非常に優秀で、多くのピンを取り出せるので素晴らしい製品です。


■コンセプト

そこで、ブレッドボードと簡単で安定接続できるようにするためのコンパクトな基板を作りました。

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名前をbb:bitと言います。

■特徴

特徴は、一番最初の図におさめられているのですが、bb:bitにM3ネジ受けが取り付けられています。
M3ネジでmicro:bitを挟み込むことで、ボードに接触させるようにしています。
接触不良が起こりづらいように、皿ネジを利用するようにしました。

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■ピンヘッダはお好みで

ピンヘッダを付ける場所は、5pinを3か所に設けています。

しかし、全て並列に出しているだけなので、micro:bitの5端子(GND, 3V, 0, 1, 2)が利用できるのみになります。

ストレートピンを利用して、寝かせて利用しても良いですし、L字で基板を立てて利用するのも場合によっては良いと思います。

勿論、ピンソケットを取り付けて、ジャンパーで直接接続するようなことも可能ですね。


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■こんな感じで使えます。

ブレッドボードに挿して利用できるので、こんな感じで実験できます。



今年もMaker Faire Tokyoに参加しますので、そこでサブアイテムとして展示します。
2018/8/4, 8/5の2日間開催されますのでご興味あればご来場ください。

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