carcon999のブログ

12年間Y!ブログの記載を移行しました。電子工作関連の記事が多いです。

腹部X線の放射線量を測ってみた

ちょっと病気の疑いがあったので、腹部レントゲンを撮影しました。
※結局のところは、特に悪いところは見当たらず一安心でしたが・・・

今までの胸部レントゲン(健康診断・人間ドック)などとは少し異なり、造影剤を静脈?から投入し、5回撮影するというものでした。

・1回目は、造影剤なし。
・2、3,4回は、5分間隔
・5回目は、トイレに行った後で、立位で撮影でした。
※同じ撮影を行ったことがあるかたも多いでしょう。(笑)

本題は、そこではなくて、そのときはどの程度線量を浴びているのか?
病院内では、無線機器が使えないので、残念ながらおさんぽガイガーは利用できません。
部屋の着替えかごの中に、T-GMK1をおいて、測定した結果がこのグラフです。

イメージ 1

綺麗に、5回のピークが出ています。
192cpm = 1μSv/hで、グラフ化しています。
グラフでは、長い時間1分程度?受けているように見えますが、実際には一瞬です。
測定器は、値を平均化しているため、長い時間受けているように見えます。

順番にピークが下がっているようですが、これはなぜそうなるのか分かりません。
意図的に線量を下げて測定しているのか?誤差なのか?最初は、造影剤も入れてないので、少し高めの線量で撮影したかもしれません。放射線技師では無いので分かりません。

5回目の撮影は、立位でしたので、環境が異なります。
実際に、私が受けた線量は、測定位置がかごであったことから分かるように、より高いはずです。

何が言いたいかというと、
・レントゲン撮影すると、それなりに高い線量で被爆しているが、ほんの一瞬である。
ガイガーカウンターでも、高低は十分な検出が可能である。
・T-GMK1,T-GMK2(SBM-20)で、5000cpm を超えるような場合は、X線の撮影室の中で待っているような状態と等しいということ。
※ただし、胸部・CT・MRI等で、線量は異なるので、一概には言えませんが、少し基準ができました。