carcon999のブログ

12年間Y!ブログの記載を移行しました。電子工作関連の記事が多いです。

茨城県の放射線量を測定してみました。(その1)

自宅から帰省する際にT-GMK1を利用してその有効性を検証してみました。自宅ではあまりにも変化が無いので、帰省先(茨城県日立市)に持っていって検証してみました。

※最初に注意したいのは、あくまでT-GMK1を利用した参考値です。また、不安をあおる目的ではなく、機器の有効性を検証するための計測データだと思ってみてもらえればと思います。

■測定方法
・8/6(土)の07:00頃に神奈川を出発し、東名高速首都高速常磐道→国道6号のルートで、茨城県日立市の実家に帰省(経路は、ここ
・車中は、カップホルダーの中にT-GMK1(本体)を置いた。
・途中で気になる、サービスエリア(SA)では本体を持参し途中下車
・本体には、特別な遮蔽処理は行っていない。(余分な放射線もカウントする。)

■結論
・概ね新聞等で報道されている値と同等な放射線量である。
原子力発電所(福島)からの距離に比例する結果は得られなかった。
ホットスポットと呼ばれる箇所はやはり存在する。
・T-GMK1を利用してシーベルト変換は参考値でしか無いが、ホットスポットの検出には使える。

■結果(概要)
気になったポイントの時間と計測値を以下に示します。

時間 測定値 uSv/h (CPM) 場所 コメント
2011/08/06 07:000.1μSV/h(20)神奈川県綾瀬市(自宅) 神奈川の自宅を車で出発する。
2011/08/06 09:450.23μSV/h(45)茨城県守谷SA(下り) 守谷サービスエリアで休憩し、本体を持参し周囲を徒歩でうろつく。自宅でのいつもの数値よりも高いようだ。この先どんどん高くなるのか不安になる。
2011/08/06 12:300.15μSV/h(28)茨城県日立(実家) 実家でマッタリ。庭先なども測るが変化せず。守谷は高かったが、日立の実家はそれほどでも無いようだ。距離に比例する訳ではないようだ。
2011/08/06 20:000.31μSV/h(60)茨城県常陸多賀(海岸) 花火大会を海岸沿いで見る。自宅に帰ってログを確認すると値が高かった。花火は1000発だがそこそろ綺麗だった。(余分な情報ですね)
2011/08/07 12:000.31μSV/h(60)茨城県日立シビックセンター(屋上) 球体の屋上の排水溝を測ってみた。なんか、だんだんと数値が上がってゆくので不安になったが、70でSTOPした。テレビ等の報道であるような水が集中する箇所は数値が高いようだ。
2011/08/07 12:150.23μSV/h(45)茨城県日立シビックセンター(中央広場) 噴水の中央部分を計測してみた。屋上程の数値は無い。もしかしたら頻繁に掃除されているのかもしれない。
2011/08/07 21:100.21μSV/h(40)茨城県守谷SA(上り) 上り線でも数値を計測してみた。下り線と似たような値なのでこの周辺はこんな値なんだろう。

※地図の位置は、だいたいの位置です。実際の測定箇所とは少しずれがあります。特に、実家や自宅は異なります。

イメージ 1

※グラフの赤線は、温度ですが、本体の置き場所が悪く、車内温度や室内温度が上手く計測できていません。(エンジンの熱が伝わりやすい場所に本体を置いていた。)無視してください。

とりあえず、速報としてまとめてみました。動画や写真については、その2として記載しました。