carcon999のブログ

12年間Y!ブログの記載を移行しました。電子工作関連の記事が多いです。

Maker Faire Tokyo 2013に参加して・・・

参加したのに、撮影した写真が初日に自分のブースの準備完了した写真しかありません。 orz
下手ですみませんが、言葉で表現したいと思います。

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私は今回で3度目の展示になります。

去年のMFT2012での気づきを今回は少しだけ実践してみました。
去年の感想をここで書いていましたが、「直観的なI/F」「会話の判断」を少しだけ実践しておりました。

■子供が直観的に操作できるI/Fでないとダメ
今回、お子様に沢山遊んでいただきたいと思っていたので、ボタンを叩くだけの非常にシンプルがI/Fの「カラフル連打」を展示しました。

狙いはビンゴ!って感じでした。小学校低学年のお子様は、ボタンをガンガンドンドン叩きまくりな状況で、自分の手が痛くなるくらい必死で叩いていました。周辺のブース(といっても隅だったので良かったが)には、ちょっとうるさかったかもしれません(ごめんなさい。)。気に入ってくれたお子様は、数回ゲームを行った後に、自分の体力が回復したころをみはらかってまた遊びにくるといううれしいループをしてくれました。(笑)

意外だったのは、女性でも遊んでくれたこと。いままで、遊べるようなものを展示しても手を出していただける機会が少なかった気がするのですが、お子様が遊んだあとに「じゃあ次はママね」といった感じで遊んでもらえるケースもかなりありました。女性は優しいので、叩くだけなら・・・と私に同情してくれたのかもしれませんが・・・

あと、1ゲームの単位が10秒なのも良かった点です。長すぎず、短すぎず、それなりに達成感も感じることができる時間であったので、「疲れるよ!」と笑いながらコメントいただけました。私も自分でプレイしながら全部の120LEDが点灯するか?しないか?の時間が良いと思っていて、最初に10秒にしたらそうなったという偶然の時間です。

技術の押し売りでなく、みんなに遊んでいただけるものを提供したいと思っていたのでこれは良かったと思っています。これを展示しただけでも参加して良かったな~と思えました。使って(遊んで)もらえる達成感を味わうことができました。

PLAYしてくれたみなさんありがとうございました!

■会話の判断
プレゼンする機会はあっても、一人ひとりと対面で会話しながらの機会はそんなにある訳ではありません。どちらかといえば、人見知りで口下手な方です。それでも、出展者としてはいろんな方と会話を成立させる必要があります。いきなり、「基板が・・・、フルカラーLEDが・・・」と説明されても困っちゃうひともいますよね。

そこで、今回一つのキーワードを設けました「Arudino」を知っているかで少し話す内容に変化を付けるようにしました。Arudinoでうなづいたり、知っている方であれば、マイコンや基板の技術的な話題をすこし掘り下げて話すようにしてみました。

※番外編として、ブースに少し近づいて興味がありそうな人にはこちらから積極的に「こんにちは」と声掛けにも専念してみました。


★割と好評だったのは「カラフルクロック
この作品の色合いが結構「綺麗ね」とお褒めの言葉をいただき上機嫌でおりました。(笑)
アクリルなしでもフルカラーの綺麗な感じを演出するための処理には自信があったのですが、アクリルのフェイスプレートを取り付けたことで、さらにグッと引き締まる感じで綺麗な演出となり高級感が出てきました。

どうやってこんな色を出しているのか?と聞かれることが多かったので、最初から「アクリルを2枚かさねて・・・」というお話をさせていただきました。

これは、やっぱりEmerge+さんに感謝です。自分じゃレーザー加工なんてできないですから、あの価格で提供していただけることに感謝です。これからも利用させていただきたいですね。
※今回初めて利用させていただいたのですが、仕上がりが良かったので連続して2回注文してしまいました。

更に嬉しかったのが、「売ってないの?」「キット化して」というお言葉を何度もいただきました。これは本当にうれしいです。勿論、リップサービスもありますし、値段をつけると・・・というのもあります。
でも、自分が作ったら良いかも・・・と思ったものを「欲しい」と言ってもらえることはMakerとして最高の褒め言葉ではありませんか。去年は、一品もので技術の押し売りみたいなのが強い展示だったのでそこが今回大きく変わったなと感じました。

展示をみにきていただいたみなさまありがとうございました。

次に向けた私の開発は今日からはじまります!