carcon999のブログ

12年間Y!ブログの記載を移行しました。電子工作関連の記事が多いです。

商標の登録方法

■商標登録

先日特許庁に行ってきました。(笑)
特許を取得するためというのではなく、『商標登録』を行うために行きました。
登録自体は郵送でも行えるのですが、仕事の休みと重なったので折角なので特許庁にお伺いしてお願いしてきました。
なので、その辺の手続きの仕方を書き留めておくことにします。

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■はじめに

先日、とある打合せで特許の取得は弁理士さんにお願いしないとなかなか難しいし、金額もそれなりにかかってしまうが、商標の登録は自分でもできるし、とりあえず出願だけならそれほどお金もかからないことを知りました。じゃあ、それならば自分でとりあえずやってみよう~ということで出願することにしました。

■気になる金額は・・・?

出願するものは、1区分だけにしました。
出願時に、3,400円 + 8,600円 × 1区分 = 12,000円
電子化手数料(後日)1,900円(予定)
認められれば10年の場合は、37,600円になります。
合計は、12,000+1,900+37,600 = 51,500円
うん・・・

■商標登録までの流れ

①商標出願用の資料を準備する。
②資料を特許庁に郵送、もしくは、特許庁の窓口に提出する。
③1週間後に電子化手数料の振込み用紙が郵送されてくる。(はず)
④3週間後に出願番号が発行される。(はず)
⑤4週間後に出願内容が広報に掲載され公開される。(はず)
⑥途中で拒絶理由が通知される。
⑦登録査定の通知(6か月後?)

らしいです。現在のステータスとしては、②までとりあえず実施しました。
途中で拒絶されるかもしれませんし、気が変わって納付しなければ、12,000円を勉強のためにお支払しただけになります。

■商標出願用の資料準備

基本的なフォーマットが用意されているので、それに従って記述すればOK。
注意するのは、全部『全角』で記述することが決まっている点かな?

ここの書き方ガイドが分かり易かったです。

そして、フォーマットは、ここからダウンロードができます。

■出願料の準備

願書の準備ができたら特許庁に提出します。
郵送による出願と、特許庁の窓口に持参する方法があるようです。
出願する際に、特許印紙を貼って提出する必要があります。
今回は、12,000円の印紙を貼ります。郵便局でも購入できるそうです。
特許庁の中でも販売しているので、私は中で購入して貼り付けました。
こんな印紙買ったこと無いわ。(;゚Д゚)

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■窓口に提出

窓口は、もちろん平日しかやってませんのでご注意ください。
お昼頃に行きましたが、特に混雑している様子もなく、呼び鈴を鳴らして提出しました。
受付で、内容をすこし確認して気になる点をアドバイスしてもらえたりするので、印紙を貼る前に少し相談しても良いかもしれません。私も気になる点を指摘されたのですが、印紙を既に貼った後でした。orz
受付のお姉さまが、裏の方の偉い方になにか相談しておりました。「それで問題になることはない」と声が聞こえてきましたが、ちょっと気になりますね~。印紙貼る前なら、書き換えたと思う。

受け取ってもらえると、受領印をコピーに押して返却してくれます。
このコピーは、自分で持参する必要があるので、庁内のコンビニでコピーして持参します。

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■今後の流れ

受付終了後に「初めてですか?」と尋ねられたので「はい」と答えると初回ということで、今後の流れの資料をいただきました。

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拒否の通知が来ないことを願います。

■余談

特許庁に入るのにいろいろ手続きが必要なのでかるくまとめます。

特許庁の前にあるオブジェです。なんの形なのか私は分かりませんでした。
多分、Ingress(イングレス)のなんかになってるんだろうな~。(私はやってません)

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特許庁にはゲートがあるので、仮の入館証を発行してもらうために受付票を書く必要があります。
※まあ、企業の受付とおんなじようですね。
訪問先は、特に無いので、未入力で大丈夫です。

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その後、手荷物検査があります。カバンの中を開けて変なものが入ってないことを警備員さんに見せつけます。
なので、怪しいものはカバンの中に入れて持ってゆかない方が賢明です。時計や基板は止めておいた方がいいでしょう。(笑)

そして無事に入館証を手にすることができます。

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中にも、警備員さんがいて、キョロキョロしていると親切に教えてくれますので、安心です。(私がそうでした)

あと、コンビニや飲食店も中にあるので、探索するとなにか面白いのがあったかもしれませんね。
ちょっと用事があったので、早々に退庁しました。

申請時の参考になれば幸いです。