リフロー炉の作成
最近作っているものに、どうしても手はんだできないチップ品を使いたくなってしまいました。
それならば、まえからやりたかったリフロー炉で!と思い試しています。
それならば、まえからやりたかったリフロー炉で!と思い試しています。
私が準備したのはこちらです。
リフロートースターコントローラキットには、SSRを2台制御するための制御端子が備わっています。
これは、トースターのヒーターが、上段・下段でわかれている製品があるので、それをきめ細かく制御するために設けていると思います。私の購入したトースターも、強弱のスイッチは付いておりませんが、ヒーターが4つ搭載されていて均等に熱を伝えられているように作られています。まあ、配線を工夫すればいいかな~なんて思って購入しました。
# | 品名 | 購入先 |
1 | リフロートースターコントローラキット | スイッチサイエンス |
2 | オーブントースター(1200W) JOT-12A W | ビックカメラ |
3 | ソリッドステートリレー(SSR) SSR-40DA | 秋月通商 |
4 | 昇圧コンバータ 5V | 秋月通商 |
5 | ヒートシンク | 秋月通商 |
■トースターの選定 |
これは、トースターのヒーターが、上段・下段でわかれている製品があるので、それをきめ細かく制御するために設けていると思います。私の購入したトースターも、強弱のスイッチは付いておりませんが、ヒーターが4つ搭載されていて均等に熱を伝えられているように作られています。まあ、配線を工夫すればいいかな~なんて思って購入しました。
■結局は1台のSSRで制御 |
そして、ヒーターの耐圧は50Vと記載されています。配線を入れ替えるにしても、耐熱ケーブルが必要になりますし、ギリギリ(というかオーバーだけど)で運用するのも怖いのでSSR1台で制御するようにしました。
サーモスタット(SS)を取り外し、そこにSSRを挿入する感じにしました。
サーモスタット(SS)を取り外し、そこにSSRを挿入する感じにしました。
2台のSSRで制御したい方は、本体に強弱スイッチが搭載されているタイプを選択すべきですね。(^_^
■ヒートシンクも一応つける |
穴加工も少し面倒なんですよね~。
さらに、秋月さんの説明に少し不安な記載があります。
「(注)3~32VDC入力と表記がありますが、4.5V以上でないと安定動作しません。 安定動作のために、入力電圧4.5V以上でご使用ください。」
なので、このSSRを制御するために昇圧回路で、5Vにしてから通しています。
※実験したところ、3.3Vなら大丈夫そうでしたが、少し下回って3.1Vくらいだと怪しい感じ(ステータスのLEDも薄ら光る程度)でした。100Vを変に制御されても怖いのでそこはケチらずに250円の昇圧回路を追加しました。
「(注)3~32VDC入力と表記がありますが、4.5V以上でないと安定動作しません。 安定動作のために、入力電圧4.5V以上でご使用ください。」
なので、このSSRを制御するために昇圧回路で、5Vにしてから通しています。
※実験したところ、3.3Vなら大丈夫そうでしたが、少し下回って3.1Vくらいだと怪しい感じ(ステータスのLEDも薄ら光る程度)でした。100Vを変に制御されても怖いのでそこはケチらずに250円の昇圧回路を追加しました。
■プロファイルをゴニョゴニョする |
まずは、有鉛のソルダーペーストで試してゆこうと思っているので、そのプロファイルに合わせてみます。
4,5回調整するとなんとなく温度上昇の特性がつかめてくるのでグラフ化して確認しました。
最終的にはこんな感じになりました。
■しっかり固定+安全対策 |
本格的に動かす前に、少し不安な点がありました。やっぱり交流100Vはちょっとビリッとくるので怖いですよね。
※今回試してませんよ。(笑)
SSRの端子がむき出し怖いので、ガードが必要になりました。さくっとFusion360でモデル作ってプリントします。
この辺は3Dプリンタ便利ですね~。
1発目ではギリギリに作りすぎて割れてしまったのですが、2回目でしっくりくるカバーができました。
■注射器で試してみようとするが・・・ |
とりあえず、最初は安物のソルダーペーストで試してみようと、aitendoで販売されているものを使ってみます。
2015/03/01の表記がありますが、これは製造日でしょうかね?9末ごろまでは使えるのかな。
蓋をあけると、おっさんがお出迎えしてくれます。ちょっとびっくり。
ネットの情報で見つけた[ミネシマのインジェクター]の中サイズで、ペーストを吸おうとするが・・・
吸えず。orz
※このペーストは、粘性が高いんですかね?もしくは3か月経過して成分が蒸発しているのかもしれません。
仕方ないので、針先でちょんづけして、余っていた基板で試してみることにしました。
吸えず。orz
※このペーストは、粘性が高いんですかね?もしくは3か月経過して成分が蒸発しているのかもしれません。
仕方ないので、針先でちょんづけして、余っていた基板で試してみることにしました。
■チップコンデンサでとりあえず試す |
余熱の段階では、あまり見た目に変化がありませんでしたが、温度が200℃を超えたタイミングで、キラッと光るのが
みえました。このはんだは低いのでプロファイルを少し見直した方がいいのかな~。
ステンシルを利用してないので、半田量に差があるので均一ではありませんが、はんだ付けはされているようです。
是非、次はステンシルを作って試してみたいと思います。
はやく新しい実験用の基板を作らなきゃな~。
はやく新しい実験用の基板を作らなきゃな~。