テスター修理しました。
電池持ちも悪くないし、携帯性も良いのでメインで使っている非常にすぐれもののテスターです。
唯一不満は、テスターリードの収納止めのマジックテープがすぐにはがれてしまったことぐらい。本体の性能には影響がないので修理しながら使っていますが・・・
唯一不満は、テスターリードの収納止めのマジックテープがすぐにはがれてしまったことぐらい。本体の性能には影響がないので修理しながら使っていますが・・・
症状としては、モードを切り替えるロータリースイッチの部分が、少し遊びが増えてガタガタするようになり、期待しているモードに遷移してないことが多発しました。直流の電圧を測定するつもりが、交流になってたり・・・というなんか残念な状態になります。電池交換しても直ることなく、そんなに高いものじゃないので、買い替えのタイミングとなりました。
■購入前の悪あがきで直った! |
まあ、購入する前に分解して直すことができれば万歳なので、頑張ってみるか~とチョット試してみたら、10分ほどで直すことができたので情報をまとめておくことにしました。
■まずは、電池交換用のネジを外します。 |
電池交換用のネジを1本外すとこんな基板が見えてきます。何度か電池交換したことがあれば、おなじみの状況ですね。
■止め金具をうまく外す |
私は、基板のネジを全部外してしまいましたが、この止め金具を外すだけで修理できそうです。
Cのロックは、外す工具などもあるようですが、そんなの持ってないので、ラジオペンチの先でCの先をそっと押し出すようにします。あまり力を入れると基板を傷つけてしまうので注意します。また、小さいので飛んでいかないように、透明ビニール袋の中で作業したりした方が良いでしょう。
※これ無くすと、もう使えません。(^_^
■止め金具はこんな感じ |
少しドキドキしますが、外すとこんな感じになります。
小さいので無くさないように注意してください。
■裏返してロータリーを出す |
裏返しして、ロータリー部を取り出します。
この金色の部分が酸化していたり、すり減ったり、接触が悪くなっていることが原因である可能性があります。
私は、無水エタノールをボロ布にしみこませて少しふきふきと、ロータリー部の金属を逆バイアスに軽く曲げて、より接触が強くなるようにしました。(曲げすぎると、スイッチの回転が回り難くなるので注意)
私は、無水エタノールをボロ布にしみこませて少しふきふきと、ロータリー部の金属を逆バイアスに軽く曲げて、より接触が強くなるようにしました。(曲げすぎると、スイッチの回転が回り難くなるので注意)
■最後に戻す |
最後に戻すのですが、戻す前にロータリーの境界にゴミが多分入っていると思うので、ピンセットの先で軽くゴミを取り除いておきましょう。
あとは、逆の手順でCリングを慎重に戻せば、はい元通り!
もう少し長く使うことになりそうです。