carcon999のブログ

12年間Y!ブログの記載を移行しました。電子工作関連の記事が多いです。

とりあえず液晶でカラーバー表示

前に、V850で画像を表示したときの基板を拝借(というか解体)し、ARM基板に付け替えました。
やっと、からバーが表示されるようになりました。クロック速度は計測していませんが、私の目が気になるようなチラツキ現象は発生しないようです。

イメージ 1

今回のARM基板は、USBの5V電圧が、左右の40Pinのどこからも出力されないようなので、電源コネクタJ4から、拝借するようにしました。また、前回は24bitフルカラーでやっていたのを16bitに変更しました。
フルカラーで綺麗なのは、分かっているので、今回は、情報表示や、簡単なゲームなどに利用できるようにしたいと思っています。ARMの速度ならば、液晶の表示だけにCPUパワーを費やすだけでなく、他の制御もできるだろうと考えていたりします。

イメージ 2
※RAMがあれば・・・精細な表示も可能なのだが・・

ゲームなどで、少し動きのあるものを作ろうとすると、どうしてもVRAMが必要になります。今回のARM基板(STM32F103VB)は、内蔵RAMが20kByteと、PSP液晶全画素データを保持するには、少し足りません。現状では、480×272の4×4ピクセルをまとめて、画素を荒く表示するようにしました。(写真の画像もそれです。)そうすることで、120×68×2Byte(16bit) = 16,320byte で表示用RAMを確保することができます。ゲームなら、8bitでもいいかも・・・

V850では、Flashに画像データを配置して、静止画表示していましたが、今回の開発環境ではオブジェクトのサイズが、16kや32kに制限されているようなので、残念ながら写真表示は公開できません。
(USBで画像を転送して、セルフフラッシュで・・というのもあるが、面倒なので)

まだまだ、製作途中なので、回路図も、プログラムも公開しておりませんが、順次公開予定です。