carcon999のブログ

12年間Y!ブログの記載を移行しました。電子工作関連の記事が多いです。

Funnel有線でプログラム書き込み

前回につづいてFunnelの書き込み回路について

■半田付け
Funnel I/Oをブレッドボードで利用するには、ピンヘッダーを立てる必要がありますが、方向及び、オス・メスどうするか非常に迷いました。しかし結局は、手持ちの部品で余裕のある四角のピンヘッダーを写真のように取り付けました。ただし、いろいろページを探すと逆向きに差していたり、XBeeと同じように、メスを取り付けている方がいたりいろいろです。まあ好みでしょうか。ただし、私のように取り付けると、ブレッドボードにはそのままささらないので、メス側の下駄をはかせてから、差し込むようになってしまいます。(回路図は、前回を参照してください。)
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■書き込みのテスト
さて、ハードウェアが完成したところで、実際にプログラムを転送してみます。Arduino統合開発環境が整備されているのでそれを準備します。私は、ArduinoIDEの情報を参考に準備しました。設定なども、そのページに詳しく記述されていますが、各自の環境に合わせてシリアルポートは変更する必要がありますので注意してください。また、製品名にはFunnelは無いので、Arduino Pro or Pro Mini(3.3V, 8 MHz) w/ ATmega168を選択するようにします。
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先の開発環境にあるBlinkで私も書き込みテストを行いましたが、最初は、上手く書き込むことができませんでした。実は、UARTのDTR端子を、FunnelのRSTに接続してなかったために、書き込み時にリセットされずに、応答が無いため書き込みできませんでした。接続したら無事に書き込みできました。ちなみに、delay(1000)とあるところを、delay(100)に変更し、LEDの点滅周期に変化があれば、書き込みテストOKです。一般的には、コード修正->コンパイル->バイナリ転送の手順を踏むのですが、このIDEでは、コード修正したら、UPDATEボタンを押せば、そのまま転送されるようです。さすがですね。