carcon999のブログ

12年間Y!ブログの記載を移行しました。電子工作関連の記事が多いです。

2台目のPSP液晶キャリーボード

2台目のPSP液晶キャリーボードを作成しました。

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PSP-1000の液晶は、aitendoで、各種液晶合計10,000枚無料贈呈キャンペーンを行ってたときにもらった液晶パネルを使っています。(5,000円以上のお買い上げで、1枚もらえました。その後20%引きのキャンペーンになり、損・得どちらか分からなくなりましたけど・・・)
もらい物の液晶だけあって、擦り傷や、汚れが多少ありましたが、まあ表示できるようです。

キャリーボードのバックライト電源は、今回はそのまま使うようにしました。
が!いろいろ修正しています。

まず、VCCに5Vを供給させるのは不安なので、3.3Vを供給させるように修正しています。
また、液晶のバックライト電源ですが、とりあえず24Vは上手く生成できているようなのですが、安定化電源で試していると、電流がどんどん流れてゆきます。いろいろ思いをめぐらせていると、バックライトの電流制限抵抗が無いことに気づきました。
PSP-1000のバックライトは、単に白色LEDが7個直列に接続されているだけなので、チョット計算するとまあ、330オーム程度を接続しておけば、10mA程度でいい感じになりそうなので、抵抗を入れてみると、嘘のように安定しました。(そういえば、バックライト用の別電源を用意していたときは、ちゃんと抵抗入れていたのですが、このボードをそのまま利用すると、抵抗が入れられないので考えが抜けていました。
もったいないですが、直接バックライトの4Pケーブルにハンダを盛り、やっちゃっています。

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さらに、配線がゴチャゴチャするのが嫌になってきたので、2mmピッチ側の用途が限られる場所を活用し、24bit -> 16bitで余る下位BITを最上位BITに接続させています。まあ、2台目なので汎用というよりは、SH-2Aの16bit仕様にしちゃいました。

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さらに!バックライトとDISP-EN端子ですが、ここは電源の投入と同時にバックライトが点灯し、DISP-ENもONとなってしまうのですが、PSP-1000のマニュアルではDISP-ENの有効タイミングが明記されており、ちょっと問題があります。そこで、初期状態でONとならないように、Q1のトランジスタをプルアップ状態にさせて、最初にDISP-ENがONにならないようにします。(具体的には、3.3Vの10Kでプルアップしました。とりあえず、回路図とか整理できていませんが、そのままキャリーボードを利用されているかたはいろいろ注意した方がいいということで。

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