carcon999のブログ

12年間Y!ブログの記載を移行しました。電子工作関連の記事が多いです。

開発環境について

とりあえず、OpenCVを開始するために環境を整備する必要があったので、私が作業した環境を紹介しておきます。私の場合は、やっぱりC#が一番扱い易いのでC#で環境を構築しました。

OpenCVを調べていると、C++のサンプルが多いようですが、基本的な考えや、使い方は同じなので、困ることは少ないと思っています。

私の場合、Visual Studio 2008の環境なのでそれに合わせて環境を作りました。

まず、OpenCVが必要なので、ここから、[OpenCV-2.1.0-win32-vs2008.exe]をダウンロードします。
現時点(2011/4/24)の最新版は、OpenCV-2.2なのですが、Visual Studio 2010用のようなのでとりあえず、止めておきました。(勉強中なので、そこまでの最新版は不要と判断しました。)

インストールは、くりくりしてインストールしちゃいます。

さて、この状態でもOpenCVは利用できるのですが、C#.net Framework)から利用しやすくするために、
OpenCvSharpを導入します。この手のラッパーはいくつかあるようなのですが、調べた感じでは、OpenCvSharpが、一番サポートされているAPIが多いと書いてあったので、これにしました。

さて、ラッパーもOpenCV-2.1に合うVersionをここから、[OpenCvSharp-2.1-x86-20110329.zip]をダウンロードします。

インストールは、くりくりしておきます。

VisualStudioで利用するために、プロジェクトを作って、
参照設定で、OpenCvSharpをインストールしたフォルダのOpenCvSharp.dllを選択して追加します。

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あとは、自分の好きなように作り始めますが、最初はどのように作ったら良いかわからないので、いろんなサンプルを眺めるのが良いかもしれません。http://opencv.jp/には、サンプルコードの記載ページがあるので、そこからチョイスしても良いでしょう。

私の場合は、カメラの画像を取り出したかったので、その辺から攻めてゆきました。
とりあえず、本日は、前日から少しだけ進んで、ヒストグラムを表示させてみました。
Hueのヒストグラムがリアルタイムで変化します。
※この辺のヒストグラムを計算する関数もOpenCVは提供しています。

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