carcon999のブログ

12年間Y!ブログの記載を移行しました。電子工作関連の記事が多いです。

おさんぽガイガー(神奈川-白河南湖-郡山駅)

お正月に帰省しなかったので、3連休と高速無料を利用しておさんぽガイガーGのテストを兼ねて測定してきた結果をレポートします。通常は、常磐道で一気に神奈川→茨城まで帰省するのですが、現在高速無料区間でもあることから、福島県の郡山経由で帰ってみました。
別な方のレポートで、白河市の南湖が少し放射線濃度が高いというようなので、そこを経由して郡山駅前までいきました。

測定方法としては、T-GMK2を後部座席の床に置いて、おさんぽガイガーG(アンドロイドマーケット公開準備中)で測定しています。
車外は、T-GMK2をコートのポケットに入れて測定していたので、基本は地上1m程度でしょうか。(一部例外はあります。)

■まずは、全体像
イメージ 1
グラデーションができています。宇都宮を越えた辺りから、少し高い箇所がチラチラ出てきます。
誤解していただきたくないのは、宇都宮以降の全体が高い訳では無く、ポイントポイントで高い・低いがあります。
グラフでみると、14:00以降は、すこりレベルが高いのがわかると思います。グラフで、突出している場所は、あとで出てきますが、ブルーシートが掛けられた南湖の芝集積所の周辺です。(一般的なエリアではない。)

■突然おとずれた高い場所?
イメージ 2
白河に向かって東北自動車道を北上していると、矢板市大田原市を通過中に高い値が測定されています。最大で83cpmを測定しているので、神奈川の3倍程度になります。正確な値は他に譲りますが、0.4マイクロシーベルト程度のエリアなのではないでしょうか。車で高速移動しながらでも、これだけの空間線量が測定できていたのは、降車後に見て驚きました。

■南湖周辺
イメージ 3
結論としては、南湖周辺は高いの様子ですが、その周囲全体が高い訳でも無さそうです。
たとえば、高速を降りて、289号を通っている下前田東、高山、新高山というようなところは私の住んでいる神奈川と同じレベルの線量のようです。

南湖公園(日本庭園前)
イメージ 4
神社にお参りした後に周囲を歩いてみた結果です。(散歩にしては、小雪舞う寒さでしたので、一周散歩することはできませんでした。)全体的に、70~80cpm程度なので、0.4μシーベルト程度だと思われます。

イメージ 5

イメージ 6
でも、ブルーシート周辺は高かった。300オーバーですので、約1.5μシーベルトとかそれ以上だと思われます。ブルーシート内は立ち入り禁止の札も立てられているので近づかない方が良いでしょう。
(次の日に、もっとすごい場所があり、そこに驚いたのですが、最初だったので本当に驚いた。)

■郡山へ向けて
イメージ 7
高速の須賀川から、4号線を使って郡山駅前まで行きます。ここでも、本当に場所によって濃淡があります。山が入り組んでいるから、風の流れで変化があるのかもしれませんね。

郡山駅
イメージ 8
着いたのが16:30頃で、少し休んでから駅前に行ってきました。ここでも80cpm程度なので0.4μシーベルト程度でしょう。
写真のグラフでは、ぐっと下がっている場所がありますが、これは、駅のお土産屋さんがある構内に入ると、値が下がります。
つまり、屋内と屋外の差がこれだけあるということです。屋内は神奈川のレベルとなんら変わりがありませんね。
駅前は少しふらふらしたのですが、屋外を歩いた限りでは、全体的に80cpm程度で、濃淡を感じませんでした。
ただし、これは、上着のポケットにガイガーカウンターを忍ばせて計測した場合で、ちょっと地面にセンサーを置いてみると、倍(約1μシーベルト)に上がる場所もあったので詳しくしらべないと駄目かな~と思いましたが、寒いので本日は終了しました。測定中に通りかかった中華料理やさんでおいしいディナーをいただきました。

★感想
・通常の歩行散歩だけでなく、車でもそれなりに使えそうな気がします。(高低の全体像把握は十分使える。)
・街中でも、写真を撮らなければ目立たない。(私はブログ用の写真を撮っていたので目立ちますが・・・)
・測定したデータを他の利用者と共有できる仕組みが必要。エクスポートでブラウザ共有するのでは無く、アプリに取り込んで共有できた方がグラフも見えるし、取り込み機能が必要だ!(と感じた。)