XBeeでもフルカラーLED制御できる
先日スイッチサイエンスさんで頒布開始したフルカラーLEDシールドですが、ちょっとした応用例といいますか、取り外し可能なDIP8サイズのLEDコントローラの使い方を提案するためにちょっとXBeeを使って試作したものを紹介させていただきます。下記が取り外したコントローラ(LPC810の32bitマイコン)です。
ICソケットに入っているだけなので、簡単に取り外しが可能です。(そのためにこのマイコンを使って作ったんですけどね)
ICソケットに入っているだけなので、簡単に取り外しが可能です。(そのためにこのマイコンを使って作ったんですけどね)
■ワイヤレスフルカラーLED演出装置 |
■動作の仕組み |
■回路図 |
・電源について |
公称3.7Vと言われていますが、充電直後は4.2V程度あったりしますので、3端子レギュレータで3.3Vを作っています。
NJU7223DLは、手持ちの部品を使いましたので特にこだわりはありません。
・通信について |
どちらも3.3Vなのでダイレクトに接続します。
通信速度は、57600bpsとするために、マイコンのPIN3をGNDに固定しておきます。
※逆にOpenにしておくと、19200bpsとなります。
・シリアルLEDについて |
LEDの電源は、3.5V以上を必要とするので、リチウムイオンポリマーの出力をそのまま入力します。
■装置の基板 |
写真でみると、いい感じにプリント基板で仕上がっているように見えてしまうのですが、少し前にXBeeで自由なArduinoシールドが作れるようにと作ったXBeeユニバーサルシールドを自分でカットして自作したものです。
■動作前の設定 |
注意点は、通信速度を57600bpsにするところです。
あと、PCと接続する方をコーディネータ側としておく方が電池の都合で良さそうです。
XBeeのX-CTU設定は、ネットに多数ありますのでここでは省略させていただきますが、不明点あればコメントにでもお気軽にどうぞ。
Windowsアプリの設定は、
「ツール」->「オプション」で表示されるメニューで、XBeeのCOMポートと通信レートを57600bpsに設定します。
ツールバーの接続装置は「シリアル通信」を選択し、横の三角ボタンでシリアルコマンドが送信されるので、LED演出が開始されます。
「ツール」->「オプション」で表示されるメニューで、XBeeのCOMポートと通信レートを57600bpsに設定します。
ツールバーの接続装置は「シリアル通信」を選択し、横の三角ボタンでシリアルコマンドが送信されるので、LED演出が開始されます。
■動作 |
今回は、XBeeを利用していますがUARTで通信が行えればよいのでBluetoothモジュールや別な無線モジュールを利用しても制御することができると思います。
勿論スマートフォンで制御することだって、XBee Wi-Fiを使っても同じようなことが実現できると思います。