GR-SAKURAでフルカラーLEDコントローラ

■GR-SAKURAでもフルカラーLEDシールド

GR-SAKURAで、フルカラーLEDコントローラを使えるようにしてみました。

■ライブラリの公開

簡単に使えるように、ライブラリ化しサンプルと一緒にGitHubで公開するようにしましたので、ご利用いただければと思います。
簡単な使い方と説明については、こちらからダウンロードすることが可能です。

■ニッチな市場？

フルカラーLEDコントローラのコンセプトは、あまりパワーのないマイコンに負荷をあまりかけずにLED演出できることが一つのうりであるため、96MHzのCPUパワーがあるこのボードにはあまり需要は無いかもしれません。
なので自前でゴリゴリ書いても簡単にフルカラーLED(WS2812)制御が行えるはずです。

しかし、フルカラーLEDを使ってみると分かるのですが、動きのある演出や、LEDの明るさを変更しようとすると少しプログラムが必要になったり面倒に思えることがあり、本筋のプログラムがおろそかになりやすいので、そんなときには使っていただければと思います。（とってもニッチな感じです。）

■シリアルが沢山使えるのは便利

また、GR-SAKURAはハードウェアシリアルが多数使えるので、安定したシリアル通信が期待できます。
Windowsアプリは、画面上でのシミュレーションだけでなく、LEDコントローラとダイレクトに通信して演出を確認できるモードも備えています。
※GR-SAKURAの場合は、exampleのSerialCtrlDirectを書き込んで利用する。（Arduino版でも同様のことが行えます。）

Arduinoで利用する場合は、ソフトウェアシリアルを使いますが、たまに失敗するケースを見かけています。いまのところGR-SAKURAではそのような失敗を確認していません。

先日よりスイッチサイエンスさんで頒布を開始しましたので、ご興味のある方はご検討ください。

■番外編

作成したシールドは、市販品でよく見かけるボードよりも、ちょっと小さく作られています。実はGR-SAKURAでもシールドがぶつからずに使えるサイズを目指してこんな大きさになっています。Etherのコネクタが大きいのでぶつかり易いのですが、サイズを制限しぶつからないサイズでレイアウトしました。