Afterimage pen(残像ペン)
市販のペンライト(アマゾン)(サイリウム)を改造し、残像現象で絵や文字や模様を描くペンです。手前の2本は同じものです。
改造といっても、筐体が使いたいだけなので、中身はほとんど交換しちゃうんですけどね。
改造といっても、筐体が使いたいだけなので、中身はほとんど交換しちゃうんですけどね。
奧に見える少し大きいのは、大き目の砲弾型LEDが手に入ったので勢いで作ってしまったものです。(笑)
※こちらは、ペンライトではなく大きいシャボン玉を作る玩具を加工して作りました。
※こちらは、ペンライトではなく大きいシャボン玉を作る玩具を加工して作りました。
■コンセプトは玩具 |
今回は玩具として、小さいお子様に気軽に遊んでもらえるものを考えてみました。
この辺はMakerFaireに参加しているときに非常に思っていたことです。フィードバックを効率よくもらうには、触ってもらえることを考えねば先へ進めません。
※MakerFaireTokyo2014への展示が許可されれば、これで遊んでもらうことを考えていたりします。
■遊び方は、『タイミング良く』回すこと! |
残像を利用するので、高速に光を移動させる必要があります。
最初は、車のワイパーのように左右に振っていましたが腕が痛くなるのでヒモで回す方式としました。
さらにヒモをつけて大きくグルグル大きく回していましたが、子供の目に当たったりすると危ないので、もう少し危なくない方法を考えて今の方法に落ち着きました。それが以下です。
ちょっとだけコツがあるのですが、その「ちょっと」に慣れるまでが個人差があり楽しいのです。
■ハードウェア構成 |
最近よく使っている、シリアルフルカラーLED(WS2812B)+フルカラーLEDコントローラ(スイッチサイエンスさんで頒布中)+GR-KURUMIの構成です。
電源は、LR44×3のボタン電池を使います。本当はリチウムイオンポリマーを使いたいところですが、購入したサイリウムがLR44×6の電池BOXを使っており、そのスペースを有効に使うためにそんな構成になっています。
フルカラーLEDコントローラは、3.3V仕様なので、レギュレータで3.3Vを作り出して使っています。
GR-KURUMIとLEDは、動作電圧が広いのでそのまま入れることが可能です。
ただし、ボタン電池では容量が少ないので直ぐに電池がなくなりますし、弱くなると青や緑の光が極端に弱くなるので白色が極端に表現悪くなります。orz
■データは、なんと! 手・打・ち |
単純な模様は、LEDコントローラのコマンドを利用して割と簡単なコマンドで作ることができます。
しかし、キャラクターについてはちょっと工夫が必要です。
LEDコントローラは、絵を描画する目的で作られた訳ではないのでコマンドがちょっと貧弱なんです。
Colorコマンドを利用して、ドットを打ち込みします。更に、あまりに1行中に色数が多いとLEDコントローラへ送信するデータ数の制限(50コマンド)に引っかかってしまうので、色数も考えて打ち込む必要があります。
例えば、幅を16pixだとすると、50コマンドなので、1行に使える色数は平均3色ということになります。
本当に、80'sに戻ったような気分になりました。(実際は知りませんけど・・・)
ツールを作成するか否か悩んだのですが、とりあえず手打ちで画像を作りました。
実は、一番時間かかっているのがこのドットデータ作成だったりします。手作業なので打ち間違いもあるし大変でした。
以下のような感じで、Excelにドットを打ち込んで作ってゆきました。
今考えると、ツール作った方が早かったでしょうね。
実は、一番時間かかっているのがこのドットデータ作成だったりします。手作業なので打ち間違いもあるし大変でした。
以下のような感じで、Excelにドットを打ち込んで作ってゆきました。
今考えると、ツール作った方が早かったでしょうね。