carcon999のブログ

12年間Y!ブログの記載を移行しました。電子工作関連の記事が多いです。

日本から海外(中華)へ国際eパケット発送

海外への荷物を初めて発送(輸出)したのでそのお話を・・・

■なぜ海外へ送ることに?
実は、某中華系の取引であまりにも酷い品が送られてきたので、掲示板でやり取りを行ったところ、『物を返却してもらえれば返金するよ』ということで、まあ、海外に品物を送ったことがないのでやってみることにしました。

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※梱包とかの問題ではなく、中身の品質が残念な感じでした。orz

商品としては10,000円程度の品なので、そこまで頑張る必要はありませんが、折角なので試してみます。やり取りの中で、返品送料の負担についても話をして、そこは私の勉強ということもあるので持ち出しで行うことにしました。(実は、醜い品の写真撮ったり、動画送ったりいろいろやり取りがあるのですが、それ書いてると本題からそれてしまうので、今回は省略)

■どうやって返品しようか?
有名な、DHLやFedExを使えば素早く返品できますが、自腹でそこまでしても・・・ということで郵便が安いだろうと国際郵便を使うことにしました。
国際郵便で良く利用するのは、EMS(国際スピード郵便)です。名前にスピードが付いているので速そうなイメージがあります。まあ、それでも良かったのですが、探していると見慣れない「国際eパケット」と呼ばれるサービスが見つかりました。
じゃあ、ブログのネタにもなりそうなので、試してみることに。EMSより少しお安いのも魅力的です。

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※国際eパケット。知りませんでした。

■国際eパケットとは?
日本郵便のサイトをみるとなんとなくこんな触れ込みです。
・2kgまでの小形物品なら、EMSより安い。
・航空便扱いとなる。(船じゃないから速い?)
・一部の国で追跡ができる。(中華はOK)
・6,000円を限度に補償もあります。(今回の品物ならまあ許せる)
・送り状は専用のラベル(国際eパケットラベル)が必要
・ラベルを貼るのに専用パウチ(ビニール袋みたいの)が必要
そんなものみたいです。ふつうの宅配便みたいに、用紙に英語の宛先書けば届くようなものではないですね。まあ個人とはいえ、輸出することになるのでそうでしょう。

■パウチを送ってもらう
ラベルを貼るための専用パウチは、オンラインで請求する必要があります。大きい郵便局に行けばもらえるものじゃありません。要求してから5営業日くらい届くまでかかります。利用する際は最初に請求しておきます。私は今後のことも考えて5シート要求しました。(最小5シートからだったかと・・・)
シートは、国際郵便マイページサービスにユーザ登録してそこから要求します。
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アカウント登録も、パウチの請求も無料です。

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※送られてきた専用のパウチ5枚です。裏がシールになっています。輸送に耐えられるような構造になっているようです。

■送り状を準備する
専用ラベルが必要ですが、専用ラベルといっても専用フォーマットで印刷すれば良いです。先の国際郵便マイページサービスで、Web上に自分の住所や相手先の住所、そして梱包物などを英語で入力すれば出来上がります。思ったよりも簡単に作れます。Web上で作ったものをPDFでダウンロードして、自宅で印刷すれば完成です。

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税関用にインボイス(内容物の価格やどんなものか書くもの)が必要で、送り先(国)毎に添付枚数が異なります。
ここで枚数を調べることができます。大は小を兼ねるということで、私は多めに2枚入れました。
インボイスも一緒に印刷されますのであまり注意すべきことはありません。(あとで気づくが・・・)
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■梱包
私の場合、送られてきたものを返品するのでもとの梱包材を利用すれば良く、あまりなやむことはありませんでした。海外への輸送はボンボン投げられるので、過剰すぎるくらいのしっかりした梱包が良いと思います。国内と同じで、サイズ制限と重さがあるので注意しましょう。
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※それにしても、中華から送られてくるものは、黄色いテープでぐるぐるが多いのだがなんで黄色なんだろう・・・?

■窓口で依頼
ラベルをパウチで貼って、いざ窓口へ。
割と大きい郵便局窓口に持ち込むと、担当の方に「ポカァ~ン」とされてしまいました。初めての手続きなので、何かあると私も困るので「私初めて発送するので、不安でしたらどなたかに相談していただけますか?」とお伝えしたところ、5m程後ろに立っていた方が近寄ってきて、確認をし始めました。厳密な大きさまでは確認されませんでしたが、重量は正確に測られて、880円のお支払でした。

待ち伏せ
郵便局裏手の駐車場に車を止めていたので、受付が終わって駐車場に戻ろうとすると先ほどの局員さんが・・・『ここにサインをいただけますか?』実はインボイスだけは、手書きのサインが必要なので印刷後にサインしておきましょう。おいおい、さっきダブルチェックしたんじゃないんか?でも、気づいてくれてありがとうございます。

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※ここの赤枠です。

■追跡番号を確認する。
追跡ができるので、自宅に戻って番号を打ち込むと早速受付の表示になってます。
相手側にも、追跡番号を教えて送ったことを連絡します。
「今日、返品したからお金返してね~」

■いつ到着するの?
これが長かった・・・下記の履歴をご覧ください。

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中華までは、すんなり入ったのですが、配送がされない!
なんだ、この2週間は・・・上部にあるように遅れが発生するようです。ご注意ください。

■最後返金は?
返金手続きされました。
でも、入金の確認は7/10の明細を確認しないとわかりません。
ですが、前にも別なお店で返金してもらったときもそんな感じでしたので大丈夫だと思います。

まあ、長かったですが500g以下ですが1,000円以下で送れるのは勉強になりました。
陸送が遅いので急ぎの場合は、DHLの方が良いのかもしれません。