MPC73831の充電ICの類似品に注意しよう
■概要 |
■問題の現象 |
※実は、この動画の基板は昔利用したときの古い基板です。比較を行えるように、昔の回路に同じ部品を実装したら動作が違う!
■現在の回路は・・・? |
※データシートの推奨回路から抜粋
STATがあり、充電状態をLEDで確認できます。ICで状態管理しており、充電中は点灯、完了すると消灯するような表示になります。こちらもデータシートからの抜粋です。充電中はL=点灯ということになります。
■少し実験してみる |
※オシロで、充電ステータスや電流量・・・とも思いましたが、そこまで実験しませんでした。
■そういえばロット番号が違うぞ~ |
「え?推奨レイアウトじゃないと動かない?」と思いましたが、そういえば利用しているMCP73831のロットの番号が違うなぁということに気づきました。手持ちで調べると4種類ありました。
画像では見えないかもしれませんが、左から順番にKD80、KD51、KDAP、KDRBと読めます。
こちらもデータシートからですが、KDNNということでNNは任意の英数らしいです。
こちらもデータシートからですが、KDNNということでNNは任意の英数らしいです。
あと、良く見るとICの表面がざらざらしているものと滑らかな方があります。
■偽物? |
でも、私はとある店舗でMCP73831というパッケージで販売されているものを購入したので、これはチョット梱包ミスなのか互換品なのかわからないけど気を付けてもらわないとダメですよね~。
この梱包を見たらわかる人は分かると思いますが、女性店員しかいないあのお店です。
この梱包を見たらわかる人は分かると思いますが、女性店員しかいないあのお店です。
まとめ |
ただし、そのICで充電ができない訳ではなく、充電できてしまうので気になる方は出所がしっかりしたお店で購入しましょう。
これは、このICに限ったことではありませんが、リポは下手すると発火の可能性もあるので特に注意したいです。