carcon999のブログ

12年間Y!ブログの記載を移行しました。電子工作関連の記事が多いです。

高価な液晶は壊したくない!

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■高価な買い物なので・・・
先にも書いていますが、ハードウェアは本当に初心者なので、高価な液晶を一発で壊すだけのリスクを背負うことはできません。しかもこの液晶ディスプレイを表示するためには、30Vの電圧が必要です。その30Vは、液晶のバックライトを点灯するために必要で、その電流が直流なのか交流なのか、データシート(http://strawberry-linux.com/pub/LQ043T3DX02_SP_122805.pdf )から読み取れませんでした。
※データシートが悪い訳ではなくて、私の知識が無いだけです。データシートには、VLED-、VLED+と記載されているので、なんとなく交流のにおいがしたのです。

そこで、オークションで、PSPで割れてゲームでは利用できなくなった液晶を安く購入し、それで確認してみることにしました。(バックライトだけは利用できそうなものを購入180円)
画像は、分解したものです。
中央部に、透明プレートの下に白い塊が7箇所と、オレンジ色のプリントパターンが見えますが、これがバックライトの正体です。この白い塊7つが、チップLEDで、NESW008Bという代物のようです。
なんとなく、ここまで見えてくると、直流で問題なさそうです。回路的にもLEDが直列で接続されているような感じです。(テスターで簡単に確認したところでは。)

■さて、30Vをどうやって用意するか。
まず考えたのが、安定化電源で30Vを用意します。早速オークションで4,000円少しで、購入するもジャンクだった為、電源は入るが電圧が出ず、思わぬ出費となってしまった。
※知識があれば、直せるのだと思うが今の私では難しいだろう。粗大ごみか・・・
そこで、ネットで調べてみると、見つかりました!30Vの作り方。
その昔、秋月通商で販売されていた液晶を動かすときにも30Vが必要だったようです。そのときの制作事例として30V製作室として公開しているHPがありました。そこで、私もこの例を参考に、コッククロフト回路で30Vを取り出すようにします。
ただ、私の場合は、USBの5V電源から12VをMAX662で取り出し、それをコッククロフト回路で30Vに昇圧してみます。