はんだ付け不要の接着剤SX-ECA48
■ワークショップの配布物 |
時間の都合で、AgIC回路マーカーは利用しませんでした。(;^ω^)
代わりに、既にフィルムにAgICインクでプリントされたシートが準備されていましたので、それにチップLEDを接着剤を使って接着します。
■接着剤の座学 |
セメダインの由来から・・・ 知ってましたか?
そして、接着剤を選ぶ際に重要なポイント
Point1は、なんとなく経験的に分かりますね。
Point2は、接着剤を素材が弾いてしまうので専用じゃないと難しいそうです。
Point1は、なんとなく経験的に分かりますね。
Point2は、接着剤を素材が弾いてしまうので専用じゃないと難しいそうです。
私の中で、接着剤は素材を溶かして接着するイメージが強かったのですが、そのような接着剤は昔の接着剤で、現在販売されているものは溶かすようなものは少ないそうです。
そして、セメダインといえば・・・癖になる
だと思うのですが、現在はあの匂いしないそうです。(;^ω^) チョット残念。
そして、セメダインといえば・・・癖になる
あの匂い |
■さあ!接着! |
実際に接着剤を使ってみます。
匂いは本当にありません。私の鼻では匂いを感じることができませんでした。
作業中の写真はありませんが、こちらのものを作りました。
後ろの方で、使っている写真は出てきます。
これは、CR2032を電源として取り付けると、こんな感じで点灯する回路になってます。
拡大するとこんな感じです。チップLED3216サイズの両極を導電性接着剤でフィルム基板(AgIC印刷)に取り付け、乾いたらSUPERXGで上からコーティングしています。お互いが混ざり合うことは無いのですが、導電性接着剤が5分くらいで乾いてくるので、その後に上から垂らします。
量の調整が難しいのですが、現場では爪楊枝を提供されてチョン付けしました。
※コーティング剤がちゃんと中央に付いてないのも位置合わせが難しかったので・・・片側がちゃんとコーティングされてませんね。
量の調整が難しいのですが、現場では爪楊枝を提供されてチョン付けしました。
※コーティング剤がちゃんと中央に付いてないのも位置合わせが難しかったので・・・片側がちゃんとコーティングされてませんね。
■持ち帰った接着剤を早速使う |
今回特別に高価な接着剤をご提供いただきました!(セメダインさんありがとうございます)
利用せずに放置するとカピカピになってしまうと思うので、早速使ってみることにします。
※一応、ZIPロックに入れて乾燥材入れて冷蔵庫に入れるので大丈夫だと思いますが・・・
一番最適なのは、フレキシブル基板だと思いますが手元にそんなの無いので手持ちのLED基板で試してみました。LEDが3535サイズになりますので、フットプリントはそんなに大きくありません。1.2x0.5mmくらいだと思います。導電性接着剤の色は、綺麗な銀色をしています。
それなりの粘性がありました。言葉では表現しづらいので動画を撮影してみました。これで分かるか微妙ですね。撮影しながらというのもありますが、そこそこの粘性なのでこのサイズを付けるのは少し厳しい感じでした。
拡大するとこんな感じでチョット汚いです。(;^ω^)
これは、量の調整が難しいのでこのサンプルが良くなかったですかね。もう少し大きいサイズで使いましょう。そして、はみ出たりショートしている部分は、少し乾いてきたら爪楊枝の先でコロコロ擦ると丸まって修正することができました。また、接着された後もピンセットで横から力を入れると部品を外すことができました。表現が正しいかわかりませんが、少し放置したガムのような感じです。(粘性は無くなっている)
なので、修正はある意味楽かもしれません。
これは、量の調整が難しいのでこのサンプルが良くなかったですかね。もう少し大きいサイズで使いましょう。そして、はみ出たりショートしている部分は、少し乾いてきたら爪楊枝の先でコロコロ擦ると丸まって修正することができました。また、接着された後もピンセットで横から力を入れると部品を外すことができました。表現が正しいかわかりませんが、少し放置したガムのような感じです。(粘性は無くなっている)
なので、修正はある意味楽かもしれません。
ただし、SUPREXGで上からコーティングしてあるとそれを外すのは厄介かもしれません。無理に力を入れた場合、こんな感じになるかも・・・
※こちらは、AgICの印刷なので、印刷がはがれるのは仕方ないと思います。パターンがはがれる力があるか・・・はやってないのでわかりません。
※こちらは、AgICの印刷なので、印刷がはがれるのは仕方ないと思います。パターンがはがれる力があるか・・・はやってないのでわかりません。
ということで、取り外し予定の部品を暫定的に取り付けて試してみる(ブレッドボードみたいな試し方)ような場合には、重宝するかもしれませんね。
この接着剤SX-ECA48の本来のつかい方は、高温が使えないような素材(例えば布とか)に接着する場合なので、機会があればそんな本来のつかい方で試してみたいと思います。
あ!抵抗値とか測定しておりませんが、実装したLED基板は問題なく動作しました。下記動画です。
LEDを置いて5分後に試して問題なく点灯し、2日経過後に改めて試してみましたが特に気になりませんでした。(もちろん試作レベルですよ!)
この動画では、一番上のLEDが少し怪しい感じですが、2日後は特に違和感ありませんでした。接着直後はすこし抵抗が大きいのかもしれません。
LEDを置いて5分後に試して問題なく点灯し、2日経過後に改めて試してみましたが特に気になりませんでした。(もちろん試作レベルですよ!)
この動画では、一番上のLEDが少し怪しい感じですが、2日後は特に違和感ありませんでした。接着直後はすこし抵抗が大きいのかもしれません。
以上
■その他 |
実は、今回立川からバスで25分くらいの東大和市で開催ということで、自宅から2時間半かけて諸情報発信処の株式会社ニシカワ様へお邪魔しました。会場は地下だったのですが、最近のコアワーキングスペースのような作りで素敵な場所でした。
※諸情報って・・・アバウトすぎる~
一番驚いたのは、高級な3Dプリンタをみせていただき、お土産にスパナをいただきました。これ印刷に5時間くらいかかるそう。(;^ω^) サポートはロウで出力され、油に浸してサポートを溶かして完成させるらしい。この細かさは感動です。やっぱり家庭用とはくらべものにならないですね。